オミクロンが風邪程度で済む理由

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「オミクロン株は感染力がすさまじい」などと相変わらずマスコミが煽っていますが、症状はこれまでの新型コロナの他の株と比べてかなり軽く済むようです。そのメカニズムについて、井上正康大阪市立大学名誉教授の解説をご紹介します。

(以下、松田政策研究所の動画https://www.nicovideo.jp/watch/so39870877?ref=search_key_video&playlist=eyJ0eXBlIjoic2VhcmNoIiwiY29udGV4dCI6eyJrZXl3b3JkIjoiXHU2NzdlXHU3NTMwXHU2NTNmXHU3YjU2XHU3ODE0XHU3YTc2XHU2MjQwIiwic29ydEtleSI6ImhvdCIsInNvcnRPcmRlciI6Im5vbmUiLCJwYWdlIjoxLCJwYWdlU2l6ZSI6MzJ9fQ&ss_pos=1&ss_id=cb16a0c6-5ed4-4503-a3b2-4758f8d7c7ab
より要点を抽出)

Q:政府はオミクロン株にかなりの警戒態勢を敷いていますが、騒ぎすぎではないでしょうか?

A:そのとおりです。新型コロナのスパイクが変異して感染力が激増するとともに、2019年の冬までの旧型コロナ229Eのスパイクに似た特色を持っています。そのために喉の粘膜が痛くなる通常の風邪の症状となりますが、血管壁のAce2に結合できなくなっているために、発症しても血栓症にならずに軽症で経過します。今回も日本人はオミクロンに対する交差免疫で守られています。
(安田註:交差免疫とは、ある病原体に対する抗体が、似たような別の病原体にも有効に作用すること。これまでの新型コロナウイルス《アルファ株、デルタ株など》の場合にも、日本にある土着の旧型コロナウイルスのうちの1種がAce2と結合するものであったため、その交差免疫で日本人は守られ、西欧諸国と比べて圧倒的に死亡率が低かったと考えられます)

(安田註:これまでの新型コロナウイルスはAce2受容体に結合し、血栓をつくることが特徴で、血栓が血管を詰まらせることで心臓疾患や脳内出血など重篤な症状を引き起こし死に至るケースがありました)

Q:ワクチン3回接種がオミクロンにも効いているという報道がありますが?
A:スパイクに32カ所もの変異があり、中和抗体がほとんど無効です。ブースター接種で過去の新型コロナに対する中和抗体は産生されますが、オミクロン株に対する結合力は激減しており、ほとんど効果は期待できません。
(安田註:ブースター接種とは、接種2回を完了した後、数か月たって追加接種すること。
中和抗体とは、ウイルスのたんぱく質に結合して感染を防ぐ抗体。結合部位によっては感染を防ぐことのできない抗体もあり、それは中和抗体とは呼ばない)

 

Q:イスラエルのように4回目ワクチン接種となるとさすがに副反応による弊害の増大、自然免疫の低下によるさらなる感染の増大につながるでしょうか?
A:ワクチン先進国では接種の回数が増えるたびに感染増強した国が激増しています。従来のワクチンと異なり、口腔粘膜や皮下組織での自然免疫的反応を経験せずに筋肉から全身組織でスパイクたんぱくを産生させて液性免疫と細胞性免疫を活性化する遺伝子ワクチン。これでは自然免疫系が抑制されていることがわかりつつあります。それがブレークスルー感染やブースター接種後の感染爆発につながっていると思われます。
(安田註:ブレークスルー感染とは、2回目の新型コロナワクチン接種を受けてから2週間後以降に、新型コロナウイルスに感染すること)

 

Q:オミクロンへの感染で集団免疫を達成しようとすると大きな代価を払うことになる、そうでなく、ワクチンにより集団免疫を達成すべき、という専門家もいるが?
A:日本人が4種類の旧型コロナに毎年感染したことにより旧型コロナに対してある程度の交差免疫力を記憶していたら、オミクロンの変異スパイクが旧型コロナ229E型スパイクに似ているのでたいした代価を払うことなく集団免疫が確立されるものと考えます。
無症候性感染が主体であるオミクロン感染ではPCR陽性が激増しますが、実際に発症したり重症化したりする人は少ないと考えられます。

 

Q:集団免疫論をいう専門家が医学、公衆衛生の分野から出てもいいように思うが?
A:感染症や免疫学の専門家で正しく理解をしている人は少なくないと思われます。しかし、立場上声を出せない方が多いと思われます。また、大学などで声を上げると学長や学部長が「クラスターが出て病院を閉鎖することになったら誰が責任を取るんだ!」と恫喝され、発言できなくなる。狭い島国での共同生活で暮らしてきた日本人は失敗することを恐れる遺伝子集団であり、正しいと思っても声に出さず、火中の栗を拾わない集団が大半です。

 

Q:医療ひっ迫については?
A:いまだに新型コロナをペストやエボラと同様の指定感染症2類(実質1類と2類の間の1.5類のようなもの。新型インフル特措法で定められた)で対応している非常識が最大の原因である人災です。これを、風邪を治療してきた開業医が通常診療できるよう5類以下に格下げすることですべて解決し、世界一の病床数を誇る日本で医療崩壊することはあり得ません。この分類は今年の2月に期限切れになりますので、オミクロンによる第6波への対応として、5類相当以下への格下げを行うことが最重要課題です。国や厚労省がこれを放置する不作為が続けば、日本は永久に人災被害の悪循環サイクルから脱出できずに大混乱で崩壊します。その意味でも国や厚労省の責任はきわめて重く、国民から糾弾されることになります。


Q:オミクロンは普通の風邪と同様に粘膜細胞からも感染するので空気感染もあり得るからマスクは有効だと言えますか?
A:はい。アルファからデルタまでの新型コロナ株は歯周病をはじめとする口腔内の微細な傷口から感染して血中へ入り、全身の血管壁内皮細胞に感染して血栓をつくると同時に、Ace2受容体が最多の腸組織から便に排出される糞口感染が主な感染経路でした。
そのために自宅や公衆トイレの便座や内側のドアノブなどの消毒が感染防止に重要であり人流抑制や三密回避などはすべて無意味でした。
アルファからデルタとは異なる遺伝子集団から派生した今回のオミクロン株は、スパイクに32カ所もの変異を有し、ACE2ではなく、喉の粘膜組織のアミノペプチダーゼNに親和性が高いため、従来の軽い風邪の症状が主体です。そのため、感染力は強くなりましたが、症状はインフルエンザ以下の軽症であり過剰反応しないことが大切です。
オミクロン以外の従来株も存在しますので、感染対策としては、口腔ケア、手洗い、うがい、鼻洗浄、トイレの消毒が基本ですが、喉の痛みに加えて咳なども出るオミクロン感染者はマスクが必要になる可能性も考えられます。
この点が糞口感染が主体であったこれまでの新型コロナ株とオミクロン株との違いですが、オミクロン株の場合は、無症状感染から軽症というあたりで経過するため、マスクヒステリーを起こさない大人の常識が大切です。
子どもは風邪の子なので、お母さんとマスクなしの日常を送ることが子どもの心身の発育にも大切です。
全国のお母さんは決して家の中で子どもとマスクを着けて向き合わないようお願いします。

 

Q:人出が戻ったことで日本ではオミクロンへの曝露が増えて、その分免疫力の訓練の機会が増えていると考えてよいでしょうか。
A:そのとおりです。過剰防衛せずにゆるやかに曝露し続けて、免疫の軍事訓練でリスクを抑え続けることが重要です。

(動画の要点紹介終わり)

「ACE2受容体と結合する」「血栓をつくる」という、これまでの新型コロナウイルスの最大の特徴が両方ともオミクロン株にはありません。血栓ができることから、人によっては心疾患や脳内出血など重篤な症状が引き起こされるのが新型コロナの特徴でしたが、オミクロン株ではそれが起こらず、普通の風邪同様の喉の痛み、咳などで済むようになりそうです。
であれば、特に警戒する必要もないではありませんか。
政府やマスコミの脅しを気にせず、普通の社会生活を送って、人とのふれあいや楽しい日常を取り戻しましょう。

 

「コロナの恐ろしさを煽ることで得をするのは誰? ワクチンで巨利を得る製薬会社、倒産した旅館やレストランや土地を買い漁る資本家たち、人々が家にこもることで儲かるビッグテック(Google 、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)、不景気なのになぜか下がらない株価を背景に儲ける証券会社など…。金持ちはさらに金持ちになり、中産階級が没落していきます。そんな一部の資本家たちの狙いをちゃんと見抜いて、脅しに踊らされないように気を付けましょう。自然な食事で免疫力を高めておけば、新型コロナは怖れるには足りません」

美絵似顔絵イラスト

自然療法家 安田美絵
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