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日本の食料自給率が低いことはかねてから問題になってきましたが、ウクライナ戦争の影響で「食料安全保障」に対する危機感がさらに高まっています。日本人の食卓に欠かせない味噌、醤油、豆腐、納豆などの原料になる大豆の自給率は特に低く、わずか7%しかありません。7%は飼料用も含めた数字ですが、食用に限っても25%しかなく、もしも大豆の輸入が止まったら、味噌汁は2日に1杯しか飲めない計算です。いざ

映画「ミート・ザ・フューチャー 培養肉で変わる未来の食卓」を観てきました。培養肉とは牛肉、豚肉など、肉の細胞を先端科学技術で培養して肉をつくるというもの。畜産による地球環境破壊を解決する技術として近年注目を浴びています。この映画の主人公であるアメリカ在住のインド人は、培養肉を量産するための会社を立ち上げるのですが、なんと彼の前職は心臓医。心臓に幹細胞を注入すると心筋が再生し始

長い間ブログを更新できずにいました。理由はいろいろあるのですが、そのひとつは長く続いた新型コロナ感染後の体調不良です。健康のための料理教室をやっているのに自分が健康でなくては信用問題だ、なるべく隠したい、という思いがありました。しかし、同じ悩みを抱えている人もいることだろうし、そんな人の参考にしてもらうためにも、やはり包み隠さずすべて情報を公開しようと考えるに至りました。わた

前回の記事でアレルギーの根本的な原因として小腸の腸壁がゆるんでいる状態=リーキーガット症候群があることを書きました。今回はその改善法、腸壁をいたわるための食事をご紹介します。腸内環境を良好に保つには人間の腸内には100兆個もの細菌が住んでいるといわれており、健康な人の腸には善玉菌、日和見菌、悪玉菌が2:7:1程度の割合でいるとされています。これらの菌の割合は食事によって変わってきます。肉

国民病ともいえる花粉症をはじめ、アトピー性皮膚炎など、さまざまなアレルギーが増えています。アレルギーは生まれ持った体質も関係しないわけではありませんが、ある日突然発症するものもあり、生活の中で体質が変化していくことが原因になると考えられています。その根本的な原因として近年注目されているのが「リーキーガット症候群」です。リーキーガットとアレルギーのしくみ「リーキーガット」は直訳すると「漏れ

ニラのチジミ

ニラは1年中見かける食材ですが、旬は春。夏になると硬くなってくるので、春のほうが柔らかくておいしいのです。ニラと相性のいい食材といえば?レバーとか卵とかを思い出す人もいるかもしれませんが、わたしにとっては「米粉」です。わたしが一時期暮らしていたタイではニラと米粉を使ったおやつが2種類ほどあって、大好きだったのですが、作るのはちょっと面倒くさい。でもチジミなら超簡単です。刻んだニラ(1/

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