食養相談&自然療法|パニック障害・太れない・無月経|マクロビオティック健康相談&イネイト活性療法

パニック障害・太れない・無月経(多嚢胞性卵巣症候群)

食養相談&イネイト活性療法による原因診断と治療の事例のご紹介です。
令和1.5.25
30代後半女性
症状 〇太りたいのに太れない(163cm、45kg。本当は53kgくらいになりたい。最低でも50kgはほしい)
〇多嚢胞性卵巣症候群(=卵巣内で卵胞がなかなか成長しないため、排卵が起きない。そのため授乳を停止して3か月経つのに生理が再開しない)
〇パニック障害(3.11の余震で電車に一時的に閉じ込められて以来、怖くて満員電車に乗れない)
精神的なものは代謝異常と聞いているので食事で少しでも良くなればと思っている、とのことでした。

食事日記を見せていただくと、朝ご飯はご飯と味噌汁だけ、あるいはなめたけがあったり、納豆がある日もあるのですが、納豆がある日は1週間のうち1日だけで、ご飯もわずか50g程度とのこと。
昼は外食または市販のお弁当。
夜は自炊するけれど、やはりご飯は50g程度しか食べていないとのことでした。

まずいえることはご飯を食べる量が少なすぎるということです。
単純に、食べないからやせているわけで、もっと食べればいいだけなのでは、というのが第一印象です。
朝食は食べても食べなくてもいい、と普通の方にはお伝えしているのですが、太りたいという目的があるならば、当然食べた方がいいといえます。
朝でも最低100gはお米のご飯を食べていただきたいし、昼や夜は200gくらい食べればよいのです。

が、あまり食欲が湧かず、食べられない、とのこと。
特に胃が弱いというわけでもないようなので、精神的な要因を疑いました。
「夕食にあまり食べられないので、夕方におやつとしておにぎりを食べるというのでもいいですか?」と聞かれたので、それはOKとお答えしました。

生理が再開しないのも、やせすぎが主な原因では、と思われます。
体重は多すぎても少なすぎてもよくなく、特にやせすぎは無月経の原因になりがちです。

残りのパニック障害も、精神的な要因を疑いました。
ビタミンやミネラル不足によっても、精神的な問題=うつ病や統合失調症などは起こり得ますが、少なくとも朝と夜は自炊していらっしゃるし、出汁も天然の昆布や鰹節、煮干しを使っていらっしゃるとのこと、またミネラル不足につながる甘いお菓子もほとんど食べていないので、食が主たる原因とは考えにくかったからです。

また物静かで控えめな性格という印象なので、怒りを口に出してぶつけたり発散したりせず、感情を内側にため込んでしまうのでは、とも推測されました。
精神的なストレスがたまることで交感神経が亢進すると、食欲も減退しがちです。

まずご自分でできるストレス解消法&自律神経を整える方法として、ウォーキングと呼吸瞑想をおすすめしました。
ウォーキングは出勤時に歩く時間を含めてもよいので、1日最低40分は歩くこと。
そしてできれば手に何も持たず、両手を大きく振って歩く。
手と足が交差する動きをすることで、自律神経のバランスが整い、体調をアップさせる効果が大きいので、これをおすすめしました。

夜寝る前には呼吸瞑想。これも副交感神経を優位に導き、心身をリラックスさせ、体調アップにつながるものです。

精神的な要因以外には、パニック障害の原因として、腎臓の不調も疑いました。
「満員電車が怖い」という以外にも「エレベーターのような狭い場所が怖い」など「恐怖感」にとらわれがちだとのこと。これは、東洋医学の「五行」の考え方によれば、腎臓・膀胱が弱いことからくる症状であると考えられます。
腎臓の疲れの兆候は顔には出ていませんでしたが、腎臓の上をこぶしで叩くと軽い痛みがあり、やはり多少の疲れがあることがうかがえます。

腎臓の疲れの原因として、外食などによるたんぱく質の摂り過ぎが考えられたので、適正な量をお伝えし、朝・昼・晩とも主食(ご飯)、主菜(肉・魚・大豆製品などたんぱく質を豊富に含むもの)、副菜(野菜、海藻など)をバランスよく摂るようお伝えしました。
また、外食するとどうしても動物性たんぱく質の摂り過ぎになりがちなので、それに留意し、家では納豆や高野豆腐など大豆製品を積極的に摂るようお伝えしました。

ひととおり食事指導&生活指導が終わったところで、イネイト活性療法を使った検査と治療に移りました。

まず、食欲不振の原因ですが、心理的な要因が90%と出ました。
ひとつは1月頃のご主人に対する不満、憤り。
もうひとつは2月頃の職場の後輩に対する怒り。

「思い当たることは?」と問うと「たくさんあります!」とのお答え。

こうしたメンタルストレスが脳のどこかに小さなダメージを引き起こし、それが体の不調につながることがあります。
ですので、その脳内のダメージを除去する治療を行いました。

また、原因の残りの10%は胃の細菌感染と出ました。
おそらくピロリ菌と思われますが、ピロリ菌を完全に除去すべきではないという説もありますので、問題ない程度まで減らすような治療を試みました。

次にパニック障害の原因ですが、
4つのトラウマが原因になっていると出ました。

studio shot of young Japanese woman on white background

studio shot of young Japanese woman on white background

1番大きかったのは、2011.3.11の後、余震で止まってしまった電車の中に一時的に閉じ込められ、恐怖を感じた、ということ。
これは検査する前にご本人の口から聞いたいたことと一致しています。

しかし、その他にも、ベースとなる他の心的な外傷が過去にある、と出たので、それを掘り下げて調べました。

まず、3歳の頃の、お母さんに叱られてお仕置きされたときの恐怖心。

次に10歳のときの、クラスメート女子に対する恨み、怒り。

さらに、6歳のときの、クラスメート男子に対する憎悪。

と出ました。

聞けば3歳のときのことは覚えていないけれど、

10歳のときには、彼女が先生に気に入られている、ということをやっかんだ友達が、彼女をいじめた、ということがあったそうです。

また、6歳のときには、クラスの男子が虫メガネで太陽光を集めて彼女の髪の毛を焼く、という事件があったそうで、まだ小学校1年だった彼女は大層びくりして、向こうの親が謝罪状を書いて持ってくるほどの騒動になったそうです。

それらのトラウマが脳に引き起こしたダメージが長年そのままになっているようなので、そのダメージを除去する治療を行いました。

さらに、卵巣の不調を調べると、原因の50%はやせすぎ。
35%は腎臓の疲れ(毛細血管の硬化、血行不良)。
15%はメンタルストレスと出ました。

脂肪細胞はエストロゲン(女性ホルモン)をつくる働きもあるので、やせすぎれば、その働きが衰えてしまいます。

腎臓は肝臓と並んで生殖器に大きな影響を及ぼす臓器なので、その疲れは婦人科系の不調につながります。
ですので、腎臓に負担をかけない食生活が望まれます。

残りのメンタルストレスは、なぜか犬に対するストレス、という検査結果が出ました。
ご近所の犬に吠えられるか何かして驚いた、ということがストレスになったようです。
これも、そのストレスによる脳のダメージを除去する処置を施しました。

食べものの陰陽・五行など、いろいろ興味があるので、サステナ・フード教室も受講してみたい、とのご要望をいただき、再来月の再会をお約束してお別れしました。

この方のように、原因を深く掘り下げる検査やその治療を含む場合は、全体で2時間いただき、食養相談2500円+イネイト活性療法による治療1500円の計4000円でお受けいたいます。
病気や不調の原因が何なのかよくわからない、今の食事療法を続けていいのかわからない、心理的な要因が原因になっているような気がする、というような方は、ぜひご相談ください。