蓮根パワーで風邪予防! マクロビ基本食の威力を再確認

マクロビオティックの基本食の代表に「ひじき蓮根」「きんぴら」があります。

そのどちらにも入っているのが、蓮根。この蓮根がいかに免疫力アップに有効か、科学的にも説明できることを、先日テレビ番組で放送していました。

ポイントのひとつは、LPS(リポポリサッカライド)と呼ばれる成分です。

これは体内のマクロファージを活性化し、免疫力を高めて、あらゆる病気にかかりにくくする働きを持っているとのこと。そのため、俗称免疫ビタミンとも呼ばれています。

このLPSが特に多く含まれる食品の代表が蓮根なのです(他にめかぶ、玄米などにも豊富に含まれています)。

LPSは蓮根の中でも特に皮や節に多く含まれているとのこと。マクロビオティックでは皮をむかず、節なども決して捨てずに利用することが原則ですが、それがいかに重要なことであるかが、改めて証明されたように感じます。

また、もうひとつのポイントは、ムチンという成分が多いこと。

ムチンはねばねば成分として有名なもので、蓮根の他にも、納豆、長芋、オクラ、モロヘイヤなどにも含まれており、粘膜を丈夫にする効果があります。そのため、鼻や喉などの粘膜から風邪のウイルスが侵入するのを防ぐ働きをしてくれるのです。

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冬は「ひじき蓮根」、蓮根が手に入らない夏は「ひじきこんにゃく」を毎食必ずちょっとずつ食べることで、風邪を引きにくくなる、とマクロビオティックの学校でわたしも教わりました。

実践していたときは本当に風邪を引かなかったのに、何年も経つうちに、飽きてきて、あまりひじき蓮根やきんぴらを作らなくなっていました。そして、一時期と比べてまた、ときどき風邪を引くようにもなっていました。そのことに気づき、初心に帰ってせっせとひじき蓮根やきんぴらをつくって食べていたら、数カ月は本当に風邪をひきませんでした。が、忙しくなって作る暇がなくなり、ひじき蓮根を切らして10日、さらにきんぴらも切らして3日ほどしたら、また途端に風邪を引いたのでした(トホホ)。基本食の風邪予防効果を改めて実感したことでした。

マクロビオティック=単なる菜食主義ではなく、体によい食材を積極的に摂ることで免疫力を高く保つことを教えてくれる健康法です。

マクロビオティックの食事をしているのに、よく風邪を引く、などという人は、単なる菜食に陥っていないかどうか、自分の食生活を振り返ってみましょう。そういえば、基本食をしばらく食べていなかった、などという人はいませんか? そんな人は、初心に立ち返って、基本食をきちんとつくり、常食してみてくださいね。

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ひじき蓮根

材料(つくりやすい分量)
ひじき 25g
れんこん 100g
醤油 大さじ3程度
なたね油

つくり方
1.ひじきは水でサッと洗う。長ひじきの場合は、10cm以上の長いものははさみで切る。
2.れんこんは薄いイチョウ切りにする(皮は決してむかないこと!)。
3.フライパンに油を入れ、まずれんこんを炒める。れんこんの色が変わったらひじきを入れてさらにしばらく炒め、たっぷりとかぶるように水を加える。
4.ふたをして強火にし、ときどき天地返しをしながら、20分ほど煮る。
5.柔らかくなったのを確認してから醤油を加え、煮汁がなくなるまで煮る。

また、蓮根はお料理次第で味も食感も七変化するとても魅力的な食材です。ひじき蓮根やきんぴら以外にも、さまざまな蓮根料理にトライしてみてくださいね。