稲の生育調査と大豆のタネまき(有機稲作チャレンジ@栃木)

7/16は、栃木で参加している「有機稲作チャレンジ」プログラムの一環で、先月植えた稲の生育調査と大豆のタネまきをしてきました。

※有機稲作チャレンジは、会費を払って時折農作業に参加すると、年間でお米40kgと味噌5kg分の大豆と麹がもらえるという一種のトラスト制度です

稲は分けつの具合=根本から何本の茎が出ているかを調べます。この分けつの具合によって、追肥の量を加減するのだそうです。茎を数える際には、葉っぱが2枚以上付いているものを1本と数えます。

IMG_6783

わたしが数えたものは、13本~6本というバラツキがありました。

IMG_6786

参加人数が5人だったので、田んぼの5カ所に散らばって、5株連続で茎の数を数え、記録係の人に記録してもらいます。

5株×5地点の平均分けつ数は、約13本でした。

19本くらいまでは増えるはずなので(前回の計算によります)、少し肥料をまくことになりました。

肥料は選別から漏れた屑大豆と、シリカ、グアノをペレット状にしたもの。

IMG_6793

白くなっているのは、おそらく糸状菌でしょう。

これは動力噴霧器で田んぼの両サイドから噴出してまくとのことでした。

IMG_6780

これは田んぼの雑草、オモダカ。歌舞伎役者の隈どりみたいなので、オモダカという名前がついたとのことでした。分けつを数えるために田んぼに素足で入った際には、周囲のオモダカは踏みつぶします。

IMG_6788

次は大豆のタネまき。これはタネまき用の機械です。

来年4月で種子法が廃止されることになり(その詳細はこちら)、モンサント社などの海外の企業が大豆の遺伝子を解析して勝手にその特許を取ってしまうのでは、という懸念があることから、ここ(この有機稲作チャレンジを主催している民間稲作研究所)で、各地のおいしい在来大豆の代表的な品種を栽培し、その遺伝子を解析して、それを誰でも使える共有の品種として登録しよう、という計画が持ち上がりました。

大豆を栽培すると、根に付く根粒菌の作用で、重要な肥料成分である窒素分が土の中に増えて、土が豊かになります。それを狙って、稲ー大豆ー麦という輪作をするのが、この「有機稲作チャレンジ」の特徴なのですが、今年の大豆の栽培は、それに加えて「在来種の保存」という新たな使命を帯びることになったのでした。

そこで今回は6つの品種をまきました。

さとういらず、塩谷(しおや)在来、さとのほほえみ、納豆小粒、黒小粒、肴豆(さかなまめ)

さとういらずは甘みが強くておいしいことから人気の品種ですが、豆が下の方に付くことから、コンバインで収穫するときには、泥も一緒に巻き込んでしまいがちで、大量に栽培して機械で収穫するには、やややりにくい面があるとのこと。

さとのほほえみは、豆が茎の高い位置に付くので、その点栽培しやすく、近年品気の品種だそうです。

肴豆の名前は酒の肴においしい、ということから。

色も大きさもまちまちで、個性豊かな6品種です。

IMG_6829

写真は左から黒小粒、さとのほほえみ、さとういらず

IMG_6798

上の写真はタネを機械にセットする民間稲作研究所の稲葉先生。入っているタネは黒小粒で、お正月の煮豆にする黒豆と比較すると、かなり小さい粒でした。

IMG_6806

隣の畑では、採油用のえごまがスクスク育っていました。

わたしは去年、おととしと2年連続で自宅での大豆栽培に失敗しているので、今年こそは!と思っており、タネを少し分けてもらってきました。去年は2回まいたのに、まったく発芽しなかったのは、おそらく水のやりすぎで腐ってしまったのでは、とのこと。大雨が降ったりしても腐ってしまうことがあるようなので、今年は水をやりすぎないよう、注意しようと思います。

logo(真四角)

マクロビ・タイ料理教室は7/29(土)。タイ在住歴5年の安田がつくる刺激的な味わいをご一緒に♪

自然と調和した食・健康料理教室 サステナ・フード教室のご案内はこちらを