メロンソーダは砂糖がたっぷり、いかにも体に悪そーだ

昨日数人でファミレスで話をしていたところ、ある人がメロンソーダを2杯も飲んでいました。

見るからに体に悪そうな毒々しい緑色。迷いつつ「こういうの飲まないほうがいいですよ~」と笑顔で軽く言ってみましたが、「好きなんです。子どもなもんで」と意に介さない様子。気になったので、家に帰ってから調べてみました。

サントリーPOPメロンソーダ

原材料:果糖ぶどう糖液糖、香料、酸味料、リン酸塩(Na)、着色料(黄4、青1)

成分・特性:エネルギー(100mlあたり)48kcal

果糖ぶどう糖液糖の原料はほぼ遺伝子組み換えとうもろこしと考えて間違いないでしょう。

遺伝子組み換え原料由来の害が一切ないとしても、糖類自体が体に大きな負担をかけるので問題です。

100ml中のエネルギー48kcalはすべて果糖ぶどう糖液糖。糖質1gは4kcalですので、12gの糖が含まれていることになります。

「果糖ぶどう糖液糖」は、果糖とぶどう糖の混合液。砂糖の成分は99%以上がショ糖ですが、ショ糖とは、果糖の分子とブドウ糖の分子が一個ずつ結びついたもの。ですので、果糖ぶどう糖液糖と砂糖とは、体への影響はほとんど同じであると考えて差し支えありません(厳密にいえば、果糖ぶどう糖液糖のほうが、より体への吸収が速いため、より害があるといえます)

健康な人が1日に摂っても問題ない砂糖の量は、体重×0.5gです。

すなわち60kgの人ならば、1日30gまで。

しかし、メロンソーダをコップ1杯(200ml)飲むだけで、24gの砂糖を摂ることになります。

コップ2杯飲めば、48g。これだけでもう、1日の砂糖摂取許容量の1.5倍も摂っていることになるのです。

砂糖を摂取すると、血糖値は急激に上昇し、それを下げようとして膵臓はインシュリンを大慌てで分泌します。インシュリンは血糖値を下げるホルモンです。それを繰り返すと膵臓は疲弊し、限界に達すると、インシュリンが分泌できなくなります。それが糖尿病です。

わたしが住んでいたタイでは、暑さから、甘い飲み物をがぶがぶと飲む人が多く、そのため、中高年は非常に高い確率で糖尿病になっていました。あの家にもこの家にも患者がいる、といった感じで、わたしの印象では、中高年の大半が糖尿病という印象でした。

日本でも糖尿病になる人は年々増えています。平成26年の調査では、316万6000人。

100人のうち2~3人は糖尿病という計算ですが、中高年に限ってみれば、その比率は5~6人、あるいはそれ以上にまであがるでしょう。

甘い飲み物を1日に何杯も飲む人は、将来の糖尿病に向かって、じわじわと身体を蝕んでいることを自覚しなければなりません。

また、砂糖は酸性食品なので、体液のpHを正常に保つためには、アルカリ性のもので中和する必要が生じます。そのときに使われるのがカルシウムです。体液に溶けているカルシウムだけでは足りなくなると、体は骨を溶かすことでカルシウムを調達しようとします。そのため、砂糖を多く摂ると、骨が弱くなるのです。それが続けば骨粗鬆症へと発展します。

カルシウムは天然の精神安定剤とも呼ばれ、足りなくなるとイライラすることも知られています。つまり、砂糖の摂り過ぎは、イライラや情緒不安定を引き起こす原因にもなるのです。

砂糖の害は他にも数えきれないほどありますが、ここでは置いておいて、メロンソーダに含まれる他の成分を考えてみましょう。

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「リン酸塩」は加工食品によく使われる添加物ですが、これはさまざまなミネラルと結びついて、その吸収を阻害するという問題があります。リン酸塩を摂れば摂るほど、全般的なミネラル不足に陥りやすくなるので、それも問題です。

ビタミン・ミネラル不足は、さまざまな体の不調の原因になり、また精神的な不安定の原因にもなります。子どもの発達障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)なども、単なるビタミン・ミネラル不足が原因のケースが多々あり、それを補うことで改善していく例が多いのです。

最後に「着色料(黄4、青1)」です。

両方ともタール色素と呼ばれ、石油からつくられています。

黄色4号は喘息、じんましん、鼻づまり、目の充血などの、アレルギー症状を引き起こす場合があることが知られています。また、イライラ、暴力的になる、ADHD(注意欠陥多動性障害)など、精神的な症状の原因になるという説もあります。

青色1号は発がん性が疑われるとされ、EUでは使われていません。

アレルギーにはなっていないから大丈夫、とか、発がん性なんて気にしない、という人もいるかもしれません。しかし、こうしたさまざまな化学物質の蓄積が、アレルギーや糖尿病の遠因となる、とも言われています。

食品添加物などの化学物質を摂ると、それを分解しようとして肝臓が働き、また排出しようとして腎臓が働かなければなりません。どんな化学物質も、摂れば摂るほど体の負担が増えるということはよく覚えておきましょう。

喉の渇きを潤すのは、水かお茶(無糖)で。夏なら麦茶がいいですね。

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