BLOG

心筋炎!?と思ったら違った話~真犯人は乳製品でした

Pocket

先日、2階まで階段を上っただけなのに、自分の心臓がドキドキしていることに気づきました。脈を取ってみると1分間に120近くあります。普段は60程度なので、2倍近くです。しかも、その後10分経っても、30分経っても、1時間経っても、ずっとドキドキしているのです。こんなに長時間、脈が速い状態が続くことは普通ありません。特に苦しくはないのですが、あまりにもドキドキと速く拍動するので、この先どうなってしまうのだろう、という不安を強く感じました。

こんな少しの運動でそんなになってしまうのはなぜ? 自覚はないのに、実はものすごく体が弱っているのだろうか? などいろいろ考えを巡らしているうちにふと思い出したのは、最近よく聞く病名「心筋炎」です。新型コロナワクチンの副作用として多発しているといわれています。わたしはワクチンを打ってはいませんが、ワクチン接種者の近くにいるだけで、ワクチンの成分であるmRNAは呼気などから周囲に伝播するといわれています。

心筋炎の症状を調べてみると、胸の痛み、息切れ、動悸などがあり、心臓がドキドキするのは「動悸」に当たるので、ひょっとしてこれは心筋炎なんじゃないか、と一旦は疑ってしまいました。

しかし、伝播(シェディング)で咳や血痰などが出る話は聞きますが、心筋炎にまでなるだろうか? と、さらにいろいろと考えるうちに、はたと思い当たることがありました。

そのドキドキが始まる1~2時間ほど前に、喫茶店で紅茶を飲むときに、生クリームを入れたのです。乳製品は体に悪いことがわかっているので、なるべく摂らないようにしているのですが、たまに嗜好品として楽しむ程度ならよい、とも思っています。チェーンのファストフード店ではない、昔ながらの喫茶店に久しぶりに行って、結構な値段の紅茶を飲んだので、たまにはいいか、と思い、出された本物の生クリームを少し入れて濃厚な味を楽しみました。

 

しかし、飲んでじきに、動悸という形で乳製品の害をまた思い知ることと相成りました。

牛乳は子牛のための飲み物なので、人間の体内で完全に消化し使い切ることができません。老廃物が体に残りがちです。どこに残るかというと、一番多く溜まりがちなのは乳房です。牛乳は牛の乳房から出てきたものなので、人間の乳房にも生まれ故郷に近い居心地の良さを感じるらしく、そこに居座ってしまうのです。そして次に溜まりやすいのが心臓です。理由はおそらく単純に乳房に近いから、とわたしは考えています。

心臓の血管に乳脂肪が付着すれば、血管が細くなり、血液の流れが悪くなります。すると、通常の拍動回数では全身に血液を送ることができなくなり、回数を増やすことでなんとか同量の血液を送ろうと心臓が奮闘するのでしょう。

原因がわかればひと安心です。あとは体内の乳脂肪を溶かすための食事や手当をすればよいからです。乳脂肪を溶かす作用があるのは、大根おろしや生姜湯です。大根おろしの汁に2倍の水を入れ、人肌程度に温めて飲む「第2大根湯」も、体に溜まった動物性脂肪を溶かすのに効果があります。なので、慌ててその日の夜と次の日の朝に「第2大根湯」を飲んだら、それ以降は運動しても、異常な心臓のドキドキはなくなりました。

昨年、やむを得ぬ事情でチーズが大量に入ったトルティーヤを食べてしまったときも、心臓の調子が悪くなり、ほんの少し筋トレをしただけでも、心臓がバクバクするようになり、30秒筋トレしたら5分休まねばならないほどでした。そのときは完全に回復するまで2か月以上かかったのですが、今回は摂取量が少量だったことと、早く気づいて処置したのもよかったのか、翌日には症状がなくなったのは幸いでした。

牛乳の老廃物は乳房にたまって乳腺症や乳腺炎、母乳が出にくい、乳がんなどの原因になりがちです。また、心臓にもたまって動悸その他の心臓の不調の原因になります。子どもを産む予定の若い女性や、がんになりやすくなる中年以降の女性、また心臓の不調が多くなるお年寄りをご家族にお持ちの方も、ぜひ注意してくださいね。

「牛乳や乳製品の摂取を必ずしもゼロにする必要はありませんが、牛乳は決して健康のために飲むものではありません。嗜好品としてたまに楽しむ程度にとどめましょう」

美絵似顔絵イラスト
自然療法家 安田美絵

健康の悩みを食で解決!
マクロビオティック・自然食のサステナ・フード教室は受講生募集中

マクロビ・自然食のオンライン講座 サステナ・フード通信講座

健康と環境のためのマクロビ・自然食の料理教室とセミナー サステナ・フード教室

 

 

 

 

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

TOP