月曜日(10/24)は久々にTPP講演。鎌倉にある古民家カフェ「手ぬぐいカフェ一花屋(いちげや)」の主催で、10人くらいの方が来てくれました。
TPPが発効してもしなくても、交渉の過程で既に食の安全基準が緩められてしまっている部分も多く、発効はぜひ阻止したいけれど、阻止できればそれで万々歳というわけでもありません。
政府への意思表示を何らかの形で示すこと(デモや署名、国会議員への陳情、電話、ファックスなど)と、自分たちの暮らしを自分で守る努力をすること(真っ当な農家から直接野菜やお米を買うとか、大豆畑トラスト・アイガモ水田トラストなどに入ってオーガニックの農家をより直接的に応援するとか、食料自給率低下の原因となっている畜産品・油・輸入小麦製品の消費を減らすとか)の両方をやっていくことが重要、というお話をしました。(あと、正しい情報を広めること)
パンやラーメンやパスタでなく、お米をしっかり食べることが、食料自給率アップにつながり、それが日本の国際的な立場を強くすることにもつながります。
「でも、1人だけのお昼ご飯て、ご飯を炊くのが面倒で、つい麺をゆでてしまうのよね。味よりもそういう理由で麺に頼っちゃう人は多いと思う」という意見が出ました。
「ゲストハウスで外人がお米を料理するのを見ていたら、パスタをゆでるような感覚で、熱湯にお米をパラパラ振り入れて、あっという間に料理していて驚いた」という人もいました。なるほど、お米を1人分でも手軽に手早く調理する方法があればいいんだな、と思い、試してみました。
水に昆布を入れて火にかけ、七分づき米、にんじん、玉ねぎ、キャベツを小さめに切ったものを入れて煮てみました。煮ている間に、硬い野菜から順々に切って、切れたのから投入していきます。昆布だけだと旨みが足りないと思う人は、沸騰してからザルに鰹節を入れたものを鍋に投入し、少し煮てからザルごと取り出せば簡単においしい出汁が取れます。
15分も煮ればお米の芯はなくなることがわかりました。最後に彩りに冷凍のグリーンピースを投入して塩で味を調えれば、計20分弱で簡単1人ご飯のできあがり!
入れる食材を変えたり、好みの油を落としたり、アレンジは無限にできそうですね。
この雑炊(あるいはリゾットというほうがオシャレっぽくてウケがいいかな?)、わたしも朝ごはんや昼ご飯に採り入れたいと思います♪
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