昨日の満月は、地球に特別に近づいて大きく見える“スーパームーン”だったそうですが、東京はあいにくの雨でした。
満月の日に亀が一斉に産卵する様子をテレビなどで見たことがある人も多いかと思いますが、人間も満月の日の出産が多くなることを知っていますか?
出産を間近に控えた生徒さんが6月に教室に来たとき「あと3日で満月だから、その辺りに出産になるわよ」と言ったら
「いえ、まだ仕事の引き継ぎができてないんです! 3日後に生まれたら困ります!」などと言っていましたが、そんなのんびりすぎるお母さんの都合まで赤ちゃんは配慮してくれません(笑)。
彼女は3日後の満月の日に通常の検診のつもりで病院に行ったところ「もう陣痛が始まっていますので、帰せません」と言われ、そのまま病院に留めおかれて、出産となったそうです。
昔、わたしの友人が自然分娩の助産院で出産したときも満月でした。
「先週は誰も出産しなかったのよ。でも今日は一度に5~6人もの出産ラッシュで助産婦さんは大忙しなの」と言っていました。
満月は陰陽でいうと「陰」の力が最大になるとき。「陰」は内から外に向かうエネルギーですので、赤ちゃんがお腹の「中から外に出てくる」という現象を促進する作用があるのです。
自然な食事を心がけていると、大自然のリズム、宇宙のリズムに身体が同期してくるようになります。
せっかくならそれを生かして、自然な出産をしたいですね。
一般的な病院では、病院側の都合で出産の日程がうまく分散するよう、陣痛調整剤を使って出産の日程を調整することもあるといいます。
そうした薬を使わないかどうか、出産後にはちゃんと母子同室にしてくれるかどうかなど、妊婦さんはきちんとチェックして病院を選ぶようにしましょう。
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