凶暴な性格が一変!? オーガニック食品の効用ーゼン・ハニーカットさん講演から

遺伝子組み換え反対運動で全米のお母さんたちを束ねるマムズ・アクロス・アメリカ代表のゼン・ハニーカットさんの講演会に行ってきました(令和元年12月2日)。

 

わたしにとって一番印象に残ったのは、講演後の質問の時間、参加者から「オーガニックの食品は価格が高く、購入するのがむずかしい人たちも多いと思いますが、それに関してはどのようにお考えですか?」という問いに対する答えでした。

 

「I love that question!」とゼンさんは切り出しました……

「オーガニック食品は実際には高くないのです。オーガニックでない食品を買っていると結局医療費により高いお金を払うことになるからです。わたしの3人の息子にアレルギーがあり、1人の息子には自閉症の兆候もあったとき、わたしの家族は年間5千ドルも?医療費に費やしていました。けれどもオーガニックの食品に変えたことで、今、医療費はゼロです。オーガニック食品に変えたことで、結局は10万ドルくらい医療費を節約できたと思っています」

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また、こんなエピソードも紹介してくれました。

「ある人の友人の息子さんの話です。その息子さんは9歳。心理的に病的な傾向があり、お母さんはその件で学校にも相談したことがありましたが、ろくに相手にしてもらえなかったと言います。ある時、学校から電話がかかって来て『お宅の息子さんが、学校を爆破すると言って騒いでいます。連れて帰ってください』と言われたそうです。お母さんはその息子を精神科医のところに連れていきました。医者はその息子に向精神薬を処方しましたが、お母さんにはそれがいいことだとは思えませんでした。「息子はこの薬を一体いつまで飲み続けることになるのですか? 薬の副作用はないのでしょうか? 他に治療の方法はないのでしょうか?」という彼女の問いに、医者はこう答えたそうです。「薬を飲みたくなければ、オーガニックの食品を選んで食べることですね。薬を飲むか、オーガニック食品を食べるか、どちらか選んでください」と。珍しいお医者さんだと思います。解決の方法をちゃんとわかっている。しかし、最初からそれを言わないところがミソ、というか、大問題ですね。本来はまずは食事療法を提案すべきなのに。

 

ともあれ、そのお母さんは子どもを4人も抱えるシングルマザーで、経済的に非常に苦しい状況ではあったものの、子どものためを思ってなんとかがんばってオーガニック食品だけを息子に食べさせるようにしました。すると、2週間後にまた学校から電話がかかってきたそうです。「お宅が一体どんな治療をされたのか知りませんが、とにかくお宅のお子さんはまったく別人のように良い子に変貌しました。どうか今の方法を続けてください」

 

その息子さんはその後すくすくと問題なく育って、今ではティーンエージャーになりました。「オーガニック食品が息子を救ってくれたと思っています。息子はあのままだったら、今頃、学校で銃乱射事件か何かを起こしていた可能性がある。そうなったら何人ものあるいは十何人もの命が失われた可能性もある。だから、オーガニック食品は息子だけでなく、他の多くの人たちの命も、同時に救ってくれたんだと思うんです」とそのお母さんは語ったそうです。

 

アメリカでも日本でもオーガニック=有機の規格はほぼ同じで、例外的に使っていい農薬が認められているなど、問題を指摘する声も多々あるのですが、それでもそんなに大きな効果を生む場合もあるのです。改めて農薬や添加物や遺伝子組み換え作物の害悪と、それと対照的なオーガニック食品の偉大さを知らされた思いでした。

 

注:★有機農産物規格の骨子

  ①化学合成農薬を基本的には使わない

  ②化学肥料を基本的には使わない

  ③遺伝子組み換え作物は使わない

  上記を3年以上続けたほ場であること。

  ★有機加工食品規格の骨子

  水を除いた原材料の95%以上が有機農産物であること

 

「体の健康はもちろん、心の健康にとっても、オーガニック食品を摂ることが基本なんですね。
『近くで売ってないから』などと買えない言い訳を探すのでなく、買える方法を探しましょう。
宅配や通販を使えば簡単ですよ」

美絵似顔絵イラスト
自然療法家 安田美絵
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(ルナ・オーガニック・インスティテュート@品川)
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