立春から1週間ほどすると東京でも蕗(ふき)の薹(とう)が顔を出します。気温はまだまだ寒くても、ふきのとうを見ると「もう春なんだ!」と、嬉しくなってきます。だから近所の公園で、毎年確認せずにはいられません。手軽に身近な自然を満喫できるのが野草ハンティング。おすすめですよ。蕗の薹を刻んでお吸い物に散らせば、独特の香りと苦味が春を存分に感じさせてくれます。

去年の春から育てていたミディトマト。冬になっても葉は青々とし、青い実がいっぱい付いていたので、処分するのも気が引けて、ずっと放置してきました。下は12月頃に撮った写真です。この勢いでこのまま来年の夏まで突っ走るのでは、と思ったのですが(笑)、さすがにそうはいかず。1月に入って0度近くまで気温が下がると、寒さにやられたのか、葉はボロボロに枯れてきました。仕方がないので

「バースデイケーキは冥界へのチケット。毎年食べるたびに死に近づく」映画『シュガー・ブルース』は主人公アンドレアの誕生パーティーのシーンで始まる。ケーキに立つろうそくの灯りで下から照らされるアンドレアの顔はまるで幽霊のようだ。バースデイケーキを囲む親戚たちが「元気で長生きできますように」と言って乾杯するのは、砂糖の害を知る者にとっては皮肉でしかない。アンドレアは33歳

カシューナッツ、アーモンド、くるみ、マカダミアンナッツ……ナッツ類には、食べ出したら止まらないおいしさがありますね。ナッツは、さっぱりしがちなベジタリアンの食生活をリッチなものにしてくれるありがたい存在でもあります。お腹が空いたときにはコンビニでナッツを買う、という人も結構いるのでは。添加物だらけのコンビニの食品の中で、唯一添加物が入っていない(またはほとんど入っていない)のはナッツ類だけ、という

醤油の製造工程のクライマックス、それが醤油絞り。1年寝かせたもろみにお湯を混ぜ、布の袋に入れてから、「舟」と呼ぶ木製の箱に重ね、上から圧力をかけて絞ります。手造り醤油のグループに参加しているわたしは、5年ほど前から毎年、この醤油絞りに出かけ、見学したり、手伝ったり、醤油絞り師の先生から醤油に関する蘊蓄話を聞いたりして楽しんでいます。(仕込みからしばらくは毎週1回もろみを天地返しする

先日植木屋さんが、庭の松の木の手入れをしてくれた時、松葉茶は心臓によいと聞いたことを思い出して、心臓の悪い母のために松葉を拾ってきてみました。青々としてきれいなので、まずは生のままの松葉ジュースにしてみました。松葉5gと水100ml、りんごジュース50mlをミキサーにかけてみると、こんな感じに仕上がります。↓とてもきれいな緑色。苦い味を想像していましたが、そんなこと

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