初夏の気候になってきて、ちょっとだけ酸味がほしくなってきました。
レモンティーを淹れようかな、とも思ったのですが、代わりに夏みかんを入れてみてはどうかしらと、と思いつきました。
国産紅茶を淹れて、夏みかんをひと房、手で握りつぶして汁を入れました。
結果は成功♪ ほのかな酸味とさらにほのかーな甘みの、とってもやさしく爽やかな味の紅茶になりました。
紅茶はこれを使っています。
農薬を使わずにつくられた国産紅茶「瀬戸谷もみじ」。静岡の「人と農・自然をつなぐ会」が生産したものです。
渋みが少なく、とても穏やかでやさしい味わいなので、ストレートでもとてもおいしく味わえます。
ティーバッグのオーガニック紅茶などもよく売られていますが、渋みが強すぎて、ミルクティーにしないと飲みにくい気がして、最近はこの紅茶が一番のお気に入りです。
一般のお茶は農薬が大量に残留している可能性があるので、必ず無農薬のものを選んでいただきたいと思います。近年特に危険視されているネオニコチノイド系の残留基準がもっとも緩いのが、果物、そしてお茶なのです。
ちなみにネオニコチノイド系農薬の一種であるクロチアニジンの、お茶における残留基準値は、EUでは0.7ppmであるのに対し、日本では50ppmで約70倍。また別のネオニコチノイド系農薬であるアセタミプリドの残留基準値は、EUでは0.05ppmであるのに対し、日本では30ppmで600倍となっています。
果物やお茶を摂るのをやめることで、あるいは無農薬のものに代えることで、健康を回復する人もいるようですが、それもこの数字を見れば当たり前の話といえるでしょう。
そんな残留基準ゆるゆるの日本でも、がんばって農薬なしでお茶を栽培している農家さんもいますから、ぜひそんな農家さんを応援しましょう。「人と農・自然をつなぐ会」はおすすめです。
ちなみにわたしが使った夏みかんは、自然農法の祖、福岡正信さんがつくった福岡自然農園のものを、東都生協経由で注文したもの。普通のより酸っぱい、と思うときもありますが、生命力あふれる力強い味、そして安心できるという点では太鼓判ですよ。
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