2017.08.22 いつの間にか増えてる有機規格の相互認証国 韓国では有機などの「環境認証」を受けた卵から殺虫剤が検出されたということで、安全な食のためにわざわざ高いお金を払って買い求めていた消費者たちが怒っています。<韓国殺虫剤卵>「環境認証」農場で殺虫剤検出その背景には、認証を巡る構造的な問題があるようです。日本の有機JAS規格はかの国とは違ってかなり厳密に運用されています。とはいえ、2013年からは日本も外国と有機規格の相互承認をするようにな
2017.07.18 稲の生育調査と大豆のタネまき(有機稲作チャレンジ@栃木) 7/16は、栃木で参加している「有機稲作チャレンジ」プログラムの一環で、先月植えた稲の生育調査と大豆のタネまきをしてきました。※有機稲作チャレンジは、会費を払って時折農作業に参加すると、年間でお米40kgと味噌5kg分の大豆と麹がもらえるという一種のトラスト制度です稲は分けつの具合=根本から何本の茎が出ているかを調べます。この分けつの具合によって、追肥の量を加減するのだそうです。茎を数える
2017.01.28 映画『シュガー・ブルース 家族で砂糖をやめたわけ』 「バースデイケーキは冥界へのチケット。毎年食べるたびに死に近づく」映画『シュガー・ブルース』は主人公アンドレアの誕生パーティーのシーンで始まる。ケーキに立つろうそくの灯りで下から照らされるアンドレアの顔はまるで幽霊のようだ。バースデイケーキを囲む親戚たちが「元気で長生きできますように」と言って乾杯するのは、砂糖の害を知る者にとっては皮肉でしかない。アンドレアは33歳
2016.12.14 映画『バナナの逆襲』第2話~それでもバナナを買いますか? 映画『バナナの逆襲』第2話「敏腕ドミンゲス弁護士現る」を見てきました。南米ニカラグアのチナンデガ県。バナナ農園近くのある村では、毎日のように誰かが亡くなります。おそらくその理由は、バナナ農園で大量に使われる農薬。バナナの値段の三分の一は農薬の値段だといいます。それほど多くの農薬が使われているのに、労働者は十分な防護対策も施されずに、労働に従事しています。農薬によって、がんなどさまざ
2016.12.07 映画『バナナの逆襲』~大企業に負けない市民のパワーに拍手! 2部作映画『バナナの逆襲』の1話目「ゲルテン監督訴えられる」を見た。スウェーデン人の映画監督、ゲルテン氏は、南米ニカラグアでドキュメンタリー映画をつくる。バナナ農園で働く労働者たちの農薬被害訴訟を取材したものだった。その映画「Bananas!*」はロサンジェルス映画祭のコンペ部門に出品される予定だったのだが、それを知ったドール社から横やりが入った。映画の上映を中止しなければ、監督や映画祭主
2016.11.10 祝トランプ勝利! これでTPPは頓挫! アメリカ大統領選、トランプ氏勝利! いろいろ問題視もされていますが、わたしは喜ばしく思っています。まず第一に、これでTPPが止まるだろうということ。TPPは食の安全を脅かし、日本の農業を壊滅に追い込むおそれがあります。クリントン氏もトランプ氏もTPP反対とは言っていましたが、クリントン氏の場合は口先だけであり、大統領に当選した場合、今のTPP協定の内容では不十分であるとして、今以上にアメリ