食と環境

映画「ミート・ザ・フューチャー 培養肉で変わる未来の食卓」を観てきました。培養肉とは牛肉、豚肉など、肉の細胞を先端科学技術で培養して肉をつくるというもの。畜産による地球環境破壊を解決する技術として近年注目を浴びています。この映画の主人公であるアメリカ在住のインド人は、培養肉を量産するための会社を立ち上げるのですが、なんと彼の前職は心臓医。心臓に幹細胞を注入すると心筋が再生し始

(あれ? こんなもの頼んでないはずなのに……)生協が運んできたのは「サラダ油」の大型プラボトル。裏にはこんなラベルが。どうやらわたしは「国産なたね油」を注文するつもりで注文用紙の隣の欄の「サラダ油」にマークしてしまったようです。原材料欄のなたね油も、大豆油も、とうもろこし油もすべて「遺伝子組み換え不分別」。この「遺伝子組み換え不分別」という言葉の意味、みなさんは正確におわかりですか? 

「今の子供たちは何でも安く手に入る世界で生きている。冬にトマト、秋にイチゴといった季節外れのものも食べられる。世界の裏側で取った魚が1kg5ユーロ(約600円)もしない。そうした便利さと引き換えに、環境は脅かされている。わたしたちの食生活が地球環境異変の原因を作っている。食生活を見直さなければ気候変動や生物多様性、水質汚染や土壌の劣化などの問題は解決できない。30年以内に世界のフード

中国で野生生物が食用禁止にされたという。「中国国営新華社通信などによると、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)の常務委員会は24日、野生動物の食用利用の禁止を決定した。新型コロナウイルスが、湖北省武漢市の海鮮卸売市場で販売されていた野生動物から人に感染した可能性があるとみられるためだ。 決定は「野生動物の不法取引を全面禁止し、むやみに野生動物を食べる悪習を排除し、人民の生命・健康・安全を

「私たちは植物が幸せであるのを、昆虫が幸せであるのを見たいんだ」世界初の完全オーガニック(有機農業)の国になるという目標を定めたブータンで、農業相が述べた言葉だとされています。(参考 https://jp.globalvoices.org/2013/05/24/21716/)数年前この言葉をツイートしたとき、驚くほど大量のリツイートがあり、多くの人々の感動と共感とが見てとれたのです

カシューナッツ、アーモンド、くるみ、マカダミアンナッツ……ナッツ類には、食べ出したら止まらないおいしさがありますね。ナッツは、さっぱりしがちなベジタリアンの食生活をリッチなものにしてくれるありがたい存在でもあります。お腹が空いたときにはコンビニでナッツを買う、という人も結構いるのでは。添加物だらけのコンビニの食品の中で、唯一添加物が入っていない(またはほとんど入っていない)のはナッツ類だけ、という

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