除草剤ラウンドアップ(遺伝子組み換え作物とセットで用いられることが多いため、悪名高い農薬です)の主成分グリホサートの残留基準が大幅に緩和されようとしています。
「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(案)」(食品中の農薬(グリホサート)の残留基準設定)に係る御意見の募集について

案によれば

小麦    5ppm → 30ppm
大麦    20ppm → 30ppm
ライ麦 0.2ppm → 30ppm
とうもろこし 1.0ppm → 5ppm
そば      0.2ppm → 30ppm
その他の穀類  20ppm → 30ppm

ears

そばに至っては一挙に150倍というひどい緩和度です。

近年アメリカで収穫前の小麦にラウンドアップをかけることが広まっている(実った小麦にラウンドアップをかけると早く枯れるため、収穫を早めることができる、という理由で)ことが背景にあると思われます。

これまでも、体が弱くて過敏体質であるわたしは、輸入小麦でつくったパンと、国産小麦のパンとでは、健康への影響にはっきりと違いが出ることを感じていました。
(輸入小麦でつくったパンを2~3度続けて食べると、必ず上唇が切れて来たり、皮がむけてきたりします。上唇は小腸の状態を表す場所とされています)
輸入の際にかけられる防カビ剤などのポストハーベスト農薬と、収穫前にかけるラウンドアップとの両方による作用ではないかと考えています。

これ以上の緩和などもってのほか、と思い、本日締め切りぎりぎりですが、厚労省に以下のパブリックコメントを送りました。

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2015年、国際がん研究機関はグリホサートを発がん性物質(2A)であると認定しました。
先月も、カリフォルニア州がグリホサートを発がん性物質のリストに加えたばかりです。

かつて、アルゼンチンのアンドレス・カラスコ博士はグリホサートの催奇形性を実験によって確認しました。
実験ではカエルや鶏の胚に低濃度のグリホサートを注入することで、奇形が発生することが確認されましたが、そのときに注入されたグリホサートの濃度はわずか2.03ppmでした。

今回の基準改悪によって小麦やそばなど多くの穀類のグリホサート残留基準値が30ppmにまで緩められてしまうということは、その奇形が発生した濃度の15倍の濃度ということになります。

しかもこうした穀類はパン、うどん、ラーメン、そばなどに加工され、主食となるものであり、大量に摂取する食品です。

人の主食にこのような有害な物質がこんな高濃度で残留することを許容すれば、ますます不妊や流産などの出生異常、ガンも増え、多くの日本人を不幸に陥れるでしょう。

農家の作業が合理化され、企業が儲かりさえすれば、人の健康はどうなってもいいのでしょうか。

この基準緩和に強く反対するとともに、日本人の健康をまったく配慮しようとしない行政のあり方に強い憤りを覚えます。

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(なお、とりあえず消費者としての自衛策は、農薬を使っていないもの、すなわち、自然栽培や有機の農産物、有機加工食品を選ぶことです)

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