green-flowers-illust薬を飲まずに健康になりたい方、病院で解決できない問題を自分で解決したい方、食事によって健康の改善を図りませんか。
教室や通信講座の受講生の方以外からも、健康・食事相談を受け付けています。

症状や日頃の食事内容をお伺いするとともに、マクロビオティック望診法により、顔、舌、手足などに現れたサインをチェックしていくと、一見関係ないかのように思われるいくつもの症状が、実は同じ原因に端を発しているということがわかることもしばしばです。
症状しか見ない西洋医学では見落としてしまう真の原因とは何か。
そこに気づき、正していくことで、健康は大幅に改善されていきます。

食養相談(=健康・食事相談)1時間2500円
場所:ルナ・オーガニック・インスティテュート
要予約

 

例)70代女性

症状:血圧が高い、ひざに水がたまって痛い、腰が痛い、トイレが近い、
おしっこの出が悪い、耳が遠い

食事:1日2食。自分でつくって食べる。減塩に気を使っていて、とても薄味。
肉はあまり食べない。魚もあまり食べたくないが、無理して食べている。
野菜は普通に食べる。
毎朝眠気覚ましに紅茶に牛乳を入れて3~4杯飲む。
朝はパン。バターをたっぷりつけて食べる。日本茶もよく飲む。

 診断

トイレが近い、おしっこの出が悪い、これは腎臓・膀胱が弱っている証拠であることは
誰でも容易に想像がつくでしょう。しかし、実は「腰が痛い」「ひざが痛い」「耳が遠い」、
これもすべて腎臓が弱っている証拠なのです。
東洋医学では腎臓のサインは耳の機能に現れると考えられており、
実際に、メニエル氏病(耳の中の三半規管の不調でめまいがする病気)や、
中耳炎、難聴など、耳に問題を抱える人は、
ほとんどの場合腎臓の不調も抱えているのです。

また、腎臓はウエストの裏あたりにあるため、
腎臓が弱いと、腰も痛くなる場合が多くあります。
さらにどういうわけか、腎臓と膝も深い関係があります。
膝が痛む、水がたまる、などの症状が現れたら、
膝を生姜湿布、里芋パスターなどで手当てするとともに、
腎臓にも生姜湿布などの手当てを行うようにすると治りが早くなります。

血圧が高い人は塩を控えろ、と西洋医学ではよく言います。
また、腎臓にも塩の採りすぎが良くないと言います。
しかし、この女性の場合、かなり塩味を控えていますが、
血圧は一向に下がらず、腎臓も良い状態にあるとは思えません。
減塩の健康上の効果はあまりたいしたことがないことがわかるでしょう。

この女性の場合、一番の問題点は毎日食べているバターにあります。
バターは飽和脂肪酸、すなわち常温で固体となる脂です。
あのギトギトが血管壁の内側にへばりつくと思えばわかりやすいでしょう。
そのせいで血管が細くなってしまうため、細いパイプを使って血液を送るため、
心臓はポンプの圧力を高める必要に迫られます。
これが血圧が高いということです。
血圧を高める一番大きな原因が飽和脂肪酸の採りすぎであるのに、
それを放置して減塩だけするのはまったく意味がありません。
血圧を下げるには、まずバターをやめることです。
古い脂肪を溶かす作用のある、しょうが、しいたけ、お酢などを
料理に取り入れるようにするとよいでしょう。
ただし、これらの食品はみな陰性なので、体質にもよりますが、
摂りすぎもまたよくありません。

green-leaves-illust-1-green

 

 

 

 

 

腎臓にとっても一番の負担はたんぱく質の摂りすぎです。
この女性の場合は、もう歳を取って、肉や魚をあまり体が必要としていないのに、
「栄養バランスのよい食事にするためには、たんぱく質のおかずが必要」
という脅迫観念から、必要以上のたんぱく質を摂ってしまっている可能性が考えられます。
食べたいだけの量にとどめておくのがよいでしょう。
また牛乳に含まれる乳たんぱくは、特に腎臓には負担だといわれています。
さらに、この女性の場合は緑茶や紅茶で大量に水分を摂りすぎていることも、
腎臓に負担をかけている原因と思われます。
大量の水分を摂れば、それを排泄するために、腎臓は余計に働かなければなりません。
水分も食事も、本当は必要最小限の量に抑えるほうが、体の負担が少ないのです。
水分を摂るのは本当に喉がかわいた時だけにします。

また、この女性の場合、血圧降下剤など大量の薬を服用しており、
そうした化学物質も腎臓を傷める原因となります。
急に薬を全部やめてしまうのも危険なので、
食改善によって血圧が自然に下がってくるのを待ちながら、
徐々に薬を減らしていくのがよいでしょう。

腎臓によい食材の代表は小豆です。
小豆の煮汁は特に効果が高いので、砂糖を入れない塩味だけのお汁粉にしたり、
煮汁たっぷりのあずきかぼちゃを毎食すこしずつ食べるようにします。
また、海藻類も腎臓にとてもよいものです。
昆布、わかめ、ひじきなど、毎日必ずなんらかの海藻を食べるようにするとよいでしょう。

パンにはバターやマーガリン(同じく飽和脂肪酸です)など、
体に悪い油脂が付きものですし、添加物も入っていることが多いのでやめます。
ご飯は一時的に玄米にするか、硬いのがいやだったら五分づき米程度にするか、
精米機を買いたくなければ、発芽玄米を混ぜるなどするとよいでしょう。
ぬかの成分がビタミン・ミネラルを補充してくれるとともに、
体の中にたまった重金属や化学物質を掃除してくれるので、
自律神経が正常に戻り、体中の臓器が自然の生命力を取り戻す助けになります。

green-flowers-illust-left